冷えとほてりが同時に起きる──更年期の「冷えのぼせ」と自律神経、温めるケア
2025/11/23
「なんとなく体が冷えている、でも熱っぽい気もする」
更年期の症状のなかで、「冷え」と「ほてり」が同時に起きているように感じる方は珍しくありません。手足が冷たいのに顔だけ火照る、寒くないはずなのに体が温まらない——こうした矛盾したような感覚も、更年期特有の自律神経の乱れから来ています。
今日は、更年期の「冷え」について自律神経との関係からひも解きながら、からだを内側から温めるためのケアをお伝えします。
更年期に「冷え」が起きるしくみ
女性ホルモン(エストロゲン)には、血管を拡張させて血流を促す働きがあります。更年期になってエストロゲンが減少すると、この血管調節機能が低下し、末梢の血流が悪くなります。特に手先・足先・腰まわりなど、心臓から遠い部位ほど冷えやすくなります。
同時に、自律神経の乱れも冷えを引き起こします。交感神経が過剰に働くと血管が収縮し、血流がさらに制限されます。するとからだの表面は冷えているのに、内部では熱がこもったような状態になり、「冷えているのにほてる」という矛盾した症状が生まれます。
これは「冷えのぼせ」とも呼ばれる、更年期に多い症状のひとつです。
冷えが全身に与える影響
冷えは単なる「体温が低い」だけの問題ではありません。血流が滞ることで、様々な不調が連鎖して起きます。
筋肉への酸素・栄養の供給が減ると、こりや疲れが取れにくくなります。消化器官の血流が悪くなると、胃腸の働きが低下し、食欲不振や便秘につながります。脳への血流が不足すると、集中力の低下や頭のぼんやり感が現れます。さらに、免疫細胞の多くは体温が低いと働きが低下するため、風邪をひきやすくなったり、体調を崩しやすくなったりします。
「冷えは万病のもと」と言われますが、更年期においてはこの言葉がより当てはまります。
内側から温めるセルフケア
湯船にしっかり浸かる:シャワーだけでは芯まで温まりません。38〜40度のぬるめのお湯に15〜20分浸かることで、深部体温が上がり、副交感神経も優位になります。就寝1〜2時間前の入浴が、睡眠の質も高めます。
腰・おなか・首を重点的に温める:大きな血管が通っているこれらの部位を温めると、全身の血流改善に効果的です。腹巻き、カイロ、ネックウォーマーなどを活用しましょう。
温かい飲み物を意識する:生姜湯、ほうじ茶、ルイボスティーなど、体を温める飲み物を日常に取り入れましょう。冷たい飲み物は内臓を冷やし、血流をさらに悪化させます。
軽い運動で筋肉を動かす:筋肉はからだの熱産生の主役です。スクワットやふくらはぎの上げ下げなど、下半身の筋肉を動かすことで血流が促進され、冷えが改善されます。
「外から温める」ケアの重要性
セルフケアと並行して、外からしっかり温めながらほぐすプロのケアも、冷え改善に大きな効果を発揮します。血流が悪くなった筋肉は硬くなり、さらに血流を妨げる悪循環を生みます。温めながらほぐすことで、この悪循環を断ち切ることができます。
KoKo・ikiのご案内
愛知県江南市にあるKoKo・ikiでは、更年期の冷えやこり、だるさに寄り添うケアをご提供しています。温めながらじっくりとほぐすアプローチで、からだの内側から血流を回復させていきます。「冷えがひどくてつらい」「手足が冷えて眠れない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
あなたのからだが、内側からじんわりと温まっていきますように。江南市から応援しています。


