足のむくみとだるさ──更年期の水分代謝と自律神経、流れを取り戻すケア
2025/11/02
「夕方になると足がパンパンになる」「靴が履きにくくなった」「朝起きたら手や顔がむくんでいる」
更年期の時期、こうした「むくみ」の悩みを抱える方はとても多くいらっしゃいます。若い頃はなかったのに、40代後半から急にむくみやすくなったという方も少なくありません。
更年期のむくみは、単なる水分の摂りすぎや立ちっぱなしが原因ではないことがあります。今日は、更年期特有のむくみのしくみと、からだをほぐしながらむくみを和らげるケアについてお伝えします。
更年期に「むくみ」が起きるしくみ
更年期のむくみには、主に三つの原因が絡み合っています。
まず、エストロゲンの減少です。エストロゲンには、血管の弾力を保ち、水分代謝を調整する働きがあります。エストロゲンが減少すると血管の弾力が失われ、水分が血管の外に漏れやすくなります。これが組織にたまると「むくみ」となって現れます。
次に、自律神経の乱れです。交感神経が過剰に働くと末梢血管が収縮し、血流が滞ります。血液が滞ると、リンパの流れも遅くなり、老廃物や余分な水分が排出されにくくなります。
さらに、筋肉量の低下も大きな要因です。ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と呼ばれ、下半身の血液を心臓に戻すポンプの役割を担います。更年期以降に筋肉量が低下すると、このポンプ機能が弱まり、足のむくみが慢性化しやすくなります。
むくみを悪化させる習慣
更年期のからだでは、日常の何気ない習慣がむくみを悪化させることがあります。
長時間同じ姿勢でいること(デスクワーク・立ち仕事)は、血液とリンパの流れを滞らせます。塩分の摂りすぎは体内に水分を保持させます。冷たい飲み物の習慣は内臓を冷やし、水分代謝を低下させます。また、ストレスや睡眠不足は自律神経をさらに乱し、むくみを慢性化させます。
むくみを和らげるセルフケア
ふくらはぎをこまめに動かす:座ったままでもできる「かかとの上げ下げ」を、1時間に1回行いましょう。ふくらはぎの筋肉が収縮・弛緩を繰り返すことで、血液とリンパが上に向かって流れ始めます。
足を心臓より高くする時間をつくる:夕方や就寝前に、仰向けになって足を壁に立てかけたり、クッションで脚を高くしたりする時間を10〜15分つくりましょう。重力を使って下半身の滞りを流します。
温冷交互浴:お風呂で温かいお湯と少し冷たいシャワーを交互に足に当てることで、血管の収縮・拡張が促され、血流が改善されます。
やさしくさする「セルフリンパマッサージ」:足首からひざに向かって、手のひらでやさしくさすります。強く押す必要はありません。リンパの流れに沿って、ゆっくりなでるだけで十分です。
プロのケアで、深いところから流す
セルフケアと並行して、プロによるボディケアを受けることも、慢性的なむくみの改善に効果的です。筋肉の深部にアプローチすることで、セルフでは届かない部分の血流・リンパの流れを促すことができます。また、施術によって副交感神経が優位になると、自律神経の乱れによるむくみも改善されやすくなります。
KoKo・ikiのご案内
愛知県江南市にあるKoKo・ikiでは、更年期のむくみやだるさに寄り添うケアをご提供しています。「夕方になると足が重くてつらい」「むくみがなかなか取れない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。からだの流れを整えながら、セルフケアのヒントもお伝えします。
あなたのからだが、軽くなっていきますように。江南市から応援しています。

