急に暑くなる、顔が赤くなる——更年期のほてりと上手に付き合うには
2025/09/14
突然カアッと体が熱くなり、顔が赤くなる、汗がどっと出る——「ホットフラッシュ」と呼ばれるこの症状は、更年期を経験する女性が最もよく訴える不調のひとつです。電車の中で、仕事中に、夜眠ろうとしているときに、突然訪れるほてりに戸惑った経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。今日は、ほてりが起こる理由と、日常でできる付き合い方についてお話しします。
目次
ほてりが起こるメカニズム
ほてりやのぼせは、エストロゲンの急激な減少が自律神経に影響を与えることで起こります。体内には体温を一定に保つ「サーモスタット」のような仕組みがあり、視床下部という脳の部分がその役割を担っています。エストロゲンが減少すると、このサーモスタットが敏感になりすぎてしまい、わずかな体温上昇にも過剰に反応するようになります。すると「熱を逃がせ」という信号が出て、血管が拡張し、汗が噴き出す——これがホットフラッシュの正体です。
症状の感じ方には個人差が大きく、ほとんど気にならない方もいれば、日常生活に支障をきたすほど頻繁に起こる方もいます。「自分だけがつらいのでは」と感じる必要はありません。
